10月21日(月)に、芸術鑑賞会を行いました。芸術鑑賞会では、子どもたちの知的好奇心を高め、豊かな創造力やコミュニケーション能力を育むことを目的に、毎年その道の〝プロ〟の方を招聘してご講演いただいています。今年度は、大蔵流 善竹狂言会の方による「狂言」を見せていただきました。「狂言」を見るのは初めてという子も多かったですが、始めに狂言の歴史や舞台の説明、現在とは違った言い回しや擬音等を丁寧に説明してくださったおかげで、安心して楽しく「柿山伏」と「附子」の狂言を鑑賞することができました。その後、各学年1名ずつが代表となって舞台に上がり、お腹の中から思いっきり声を出してせりふを話したり、狂言の動きをしてみたりすることを体験しました。見ている子どもたちも、「狂言」を身近に感じたようでした。最後に、全校児童を代表して6年生がお礼の言葉を述べ、花束を渡しました。
国際化・情報化が進み、子どもたちの日常にも外交文化がたくさん入ってきています。グローバル化を図ることはもちろん大切ではありますが、その一方で我が国ならではの、先人たちが大切に守ってきた文化も尊重できる大人に育ってほしいと思っています。