2023-12-08
12月8日(金)に、芸術鑑賞会を行いました。芸術鑑賞会は音楽や落語、能など様々な演目の鑑賞を通して、未知の芸術に触れたり、芸術の楽しさを知ったり親しみをもったり、プロの姿を生で見て感性を豊かにしたりすることなどをねらいとして、毎年行っています。今年度は、演劇を鑑賞しました。今回、〝本物〟を魅せてくださったのは、劇団め組の皆様。下学年向けの「泣いた赤おに」と上学年向けの「走れメロス」の2作品を上演していただきました。
下学年の部では、始めに進行役の方から「面白かったら笑ったり、悲しくなったら泣いたり、自分の気持ちに正直になって、どうぞ見てください」と話があった通り、子どもたちは目の前で演じられるストーリーにすっかり夢中になり、大声で笑ったり驚いたり、最後の場面では静かに悲しんだりして鑑賞を楽しみました。終わった後には、「赤おにが涙を流したのは、青おにとの別れが悲しいからかなのかなあ。それとも、自分のためにここまでしてくれたという感動の涙なのかなあ!?」と呟き、考える子どもの姿もありました。
上学年の部も下学年同様、物語にすっかり吸い込まれ、メロスが約束を果たせるかどうかにハラハラドキドキ。そして最後、メロスがなんとホールの後方から登場した時には思いきり驚かされるなどして、あっという間の時間を過ごしました。
上学年の部の最後には、6年生が全校児童を代表して劇団の方に花束を贈呈して、感謝の思いを伝えました。劇団の皆様も終演後にはホールの出口で、子どもたちを見送ってくださいました。
2023-12-07

歳末恒例の「赤い羽根共同募金」に全校で取り組んでいます。この募金は、地域の福祉活動を支援するための募金です。写真は、ボランティア委員会の児童が昇降口やオープンスペースに立ち、募金を呼び掛けている様子です。誰かのために自分ができることをしようとする気持ちに心が温まります。

2023-12-07
Today we had our 2023 Winter Speech Contest for our 5th and 6th graders. Each student gave a speech that they wrote by themselves about what they like, their favorite school event, or their best memory of school. All the 5th and 6th grade friends were also able to watch the speeches together in Friendly Hall. It was very difficult to pick the winners since all the speeches were so good. Each of the students worked very hard and we are so proud of them. Good job, boys and girls!
2023-12-06
皆様、〝ジャマイカ〟というおもちゃ(計算パズル)をご存知でしょうか。最上段の写真が、ジャマイカです。ジャマイカには、5つの白いサイコロと2つの黒いサイコロがあります。合計7つのサイコロをランダムに動かし止めたとき、2つの黒いサイコロの目の和を、5つの白いサイコロの目を全部使って自由に加減乗除してつくるというものです。一人でサイコロを動かして取り組むこともできますが、2人や3人で一緒に行って計算の速さを競うこともできます。
最上段の写真のジャマイカでは、黒のサイコロの目の和は23です。2、6、2、4、5の、白の5つの数字で23をつくることになります。皆様、いかがでしょうか。
例えば、(2+4)×2+6+5で23がつくれます。他にも、5×(6÷2)+(2×4)という方法でも23をつくることができます。また、4×(6-2)+2+5でも23になります。他にも……。
本校ではこのジャマイカを、計算を楽しむ活動の一つとして学習に取り入れています。そして、1年に1回、4年生以上の子どもたち全員を対象にして、校内ジャマイカ大会を行っています。今年度は当初、11月29日の実施を予定しておりましたが、インフルエンザの感染拡大予防のための学級閉鎖措置をとっていた学級もあったことから延期し、ようやく今日、12月6日(水)に行うことができました。
今日を迎えるまでに4〜6年生の学級では予選会を行い、各学級の代表者を2名ずつ選出しました。そして、今日はその学級代表2名×6学級=12名が一同に介して、トーナメント方式による決勝戦を行いました。代表者以外は各教室で決勝戦の様子をテレビで観戦し、ファイナリストの技能に感心したり、一緒に計算方法を考えたりしました。
トーナメントで最終的に勝ち残ったのは、6年生3名。この3名で決勝戦の〝決勝戦〟、優勝者を決める勝負を行いました。先に3ポイントをゲットした人が勝ちというルールの中、3名とも2ポイントずつとり、次に提示される数を見て最も速く答えられた人が優勝になるという、緊張感溢れる好勝負となりました。
見事優勝した子は、実は一昨年度も昨年度も決勝戦に参加し、2位の成績を収めていたのだそうです。6年生になり、最後の大会で優勝することができ、喜びも大きかったようです。惜しくも 2位、3位になった子も、また、決勝戦の舞台に上がった各学級の代表者もさすがはファイナリスト、とても素晴らしく、かっこよかったです。
計算力を高めるものには、「計算ドリル」というものもあります。計算ドリルとこのジャマイカの大きな違いは、ジャマイカは答えを求めるのではなく、答えからどのように計算すればよいかと思考するところにあります。さらに、前述のとおり、計算方法は1通りではありません。別の方法を考えたり伝えたりできる面白さもあります。大会は終わりましたが、引き続きジャマイカに取り組みながら、計算を、そして考えることを楽しんでほしいと思います。
 
2023-12-06
6日(水)の朝の時間に、児童集会を行いました。
児童集会は毎月、5・6年生が活動する委員会から全校児童に、お知らせやお願いなどを伝えています。今月はボランティア委員会、図書委員会、放送委員会、計画委員会(児童会)が、それぞれステージ上で発表しました。
始めに、全校児童で今月の歌を歌いました。その後、各委員会からの発表が行われました。
ボランティア委員会は「赤い羽根共同募金」について、説明と募金への呼びかけを行いました。「誰もが安心して暮らしていけること」をスローガンに、思いやりや助け合う心を育てる機会として、本校でも実施します。明日から登校時、ボランティア委員会の子どもたちによる〝呼びかけの声〟が、校舎内に響き渡ることでしょう。
図書委員会からは先月に行った読書月間について、6年生の図書委員が自身の読書への取り組みを振り返って話をしました。
放送委員会はサプライズの企画を、劇で表現しながら発表しました。その企画とは、「消えたお弁当箱を探せ!」。ステージ上で放送委員からいくつかのヒントが発表され、そのヒントをもとに〝お弁当箱〟を探すというものでした。中休みの時間、校舎内のあちらこちらから、「えーっ、ここじゃないの!?」「ヒントで○○って言っていたのに……」など、子どもたちどうしで熱心に〝お弁当箱〟の行方を探し合う楽しい声が聞こえてきました。
最後に計画委員会からは、全校児童の「よいこと」を見つけて紙に書いて貼って集めてみよう、という取り組みの提案がありました。
今月もそれぞれの委員会が、アイデアいっぱいの提案・発表をしました。
 
しょうわだより