2024年は、元日から能登半島地方に大きな地震が発生しました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
関東地方でも緊急地震速報が流れ、揺れを経験しました。実際に地震を経験し、報道される情報を見て、改めて普通に、当たり前に毎日を過ごせることが、実はとても恵まれていることだということを実感させられた年明けでした。
1月9日(火)、学校に子どもたちの姿が戻ってきました。みんな元気に登校し、予定通り3学期を始められることを、とても嬉しく思います。
始業式では、校長先生からまず、能登半島地震の話がありました。地震は恐ろしいもの、いつ起きるか分からないもの、災害発生時には協力したり困っている人を助けたりすることが大切なことを改めて全校児童で確認しました。さらに、校長先生からは〝助け合う〟ことについて、本校の教育目標に「やさしい心を育む」ことがあることから、日常生活を振り返って本当に困っている人を助けることができているかを確認し、自分の行動を見直し助けられる力をつけていってほしいこと。3学期はあっという間に過ぎてしまう。6年生にとっては小学校最後の学期であり、1〜5年生も1年間を締めくくる学期として毎日を大切に、力をつけていってほしいことが話されました。
生徒指導担当からは、今月の目標「自分から進んで行動しよう」についての話がありました。学校生活では、子どもたちは日直や当番、係活動や生活団活動など、様々な場面で「働く」ことを経験しています。「働く」について、語源は「傍楽(はたらく)」であることが紹介されました。傍(かたわら)と楽(らく/たのしい)、つまり、そばにいる人を楽にさせる/楽しませることが「働く」の意味になります。自分から進んで人のためになることや、人を楽にさせたり楽しませたりすることができるように行動してほしいと思います。
始業式では他に、1、2学期に全校児童が取り組んだ「校内読書感想文コンクール」の入賞者の発表と賞状授与を行いました。(最下段の写真が入賞者です)
子どもたちが下校した後、本校に素敵なお年玉として、〝大谷グローブ〟が届きました。メジャーリーガーの大谷翔平選手が全国およそ2万校の小学校にプレゼントした、あのグローブです。早速、お披露目の意味で校内に展示しました。明日の子どもたちの反応がとても楽しみです。