12月22日(金)に、2学期の終業式を行いました。
2学期のスタートは、8月30日でした。気温35℃の暑い中、全校児童が体育館に集まって始業式を行ったのが、随分と昔のことのように感じます。2学期は1年間で最も長い学期だけあって、学芸発表会や校外学習、長縄跳び大会に昭和オリンピック、最近ではジャマイカ大会に5・6年生のスピーチコンテストなど、行事も盛りだくさんでした。1つ1つの行事に取り組み、また、日々の授業・活動を通して、子どもたちの心や体は大きく成長しました。今日の終業式も通常の集会とは異なる儀式であることを意識した、凛とした態度で臨むことができました。
終業式ではまず校長先生から、「節目」と「自分で見つめる」ことの話がありました。
時間は、知らず知らずに流れていくものです。終業式や1年の区切りという「節目」があることで、時間の移り変わりを意識することができます。過ぎた時間を振り返って、「どんな1年(2学期)だったのかな?」と考えることもできます。終業式や年末を機会にこれまでの時間を振り返り、「来年(3学期)は、○○をよりよくしていこう」と目標を立ててほしいと思います。
12月の朝礼で校長先生から、「12」にまつわる話がありました。鉛筆の1箱は12本、干支も12、昼間も夜も12時間、……。この話を聞いた1年生がその後、他の12探しをして、学級のみんなの前で見つけた〝12〟を発表しました。それは、「鍵盤ハーモニカ」だそうです。ドレミファソラシの白い鍵盤は7こですが、ド〜シには黒の鍵盤が5こあります。合わせると、確かに12になります。このエピソードのように、自分で考える・見つけることが学びです。ぜひ、自分の目で見つめる・探す・「もし~だったら」と考えることをしてほしいと思います。
終業式では続いて、学校に賞状が届いた夏休みのコンクールで入賞した子と、2学期のノートマイスターの子を紹介しました。ノートマイスターでは、2学期間、丁寧に、見やすい・分かりやすいノートをつくることができた子を、各学級から3名ずつ選出しました。
終業式後には各学級で、冬休みの過ごし方について確認したり持ち帰るものを整理したり、学級担任の先生から通知票を受け取ったりしました。
明日から、17日間の冬休みが始まります。ご家庭での年末年始を始め、学校生活とは違うことを経験しながら、楽しく元気に過ごしてほしいと思います。