2023-07-22
2年生も、「滑空」の実験に取り組みました。
1年生との違いは、「どのように落ちるのか」に着目するところです。種子を落とす実験から始まりましたが、すぐに自由に行うのではなく、始めは先生から「落ち方をよく見てね」と視点を与えられます。子どもたちは落ち方を観察し、「くるくる」「ひらひら」「ストン」といろんな言葉を使いながら表現しました。中には、手を使ってジェスチャーで表現する子もいました。
「落ち方の秘密はなんだろう?」 1年生と異なり、2年生が目をつけたのは、種です。種の重さによって、進み方や動きが変わってくる - そのことに気付いた子どもたちは、シールを使って、自分たちの作った滑空体に重さを加えていきます。重くてもいけない、軽すぎてもいけない。このバランスをとるために、子どもたちは試行錯誤を繰り返しました。自分たちの、理想の滑空ができた子どもたちは、大喜びでした。
 
2023-07-22
サマーサイエンススクールは、2日目を迎えました。
1年生の部では、昨日3年生以上で行った、発泡スチロールを薄く切ったものを使って、いろいろな落ち方をする物を作る活動を行いました。1年生でもできるように、「滑空体」には限定せず、試行錯誤しながらいろいろな落ち方を体験して楽しみました。好きな形で切ってみたり、種の形を真似して作ってみたり、より自由に活動しました。子どもたちはくるくる落ちる様子を見て、「こっちを向いたらアタリ、こっちならハズレ」というゲームや、「だれが一番長く滞空しているか」を競うゲームを自分たちでつくっていました。ゲームをする中で、どのようにすれば、おもしろい落ち方をするのか、長く滞空するのかを発見し、「先生、ここを曲げると、さっきまでと違う落ち方をするよ!」と教えてくれる子もいました。
ある子が何かを発見をしたり気付いたりしたことをみんなに伝えると、それを聞いた子どもたちもそのアイディアを生かして新しい滑空体をつくりました。普段の学習と同じように、友達のよい考えを取り入れながら、新しいアイディアを生み出すことができました。
2023-07-21
3~6年生の部では、「滑空体」をテーマにして行いました。自然界に存在するいろいろな種子の滑空の様子を、実際に実物を使って高い所から落として比べる体験をさせてくださいました。さらに、滑空する種子として有名な「アルソミトラ」の種子も見せていただき、実際に滑空する様子を動画で紹介してくださいました。
その後、「より長く滑空する滑空体を作ろう」ということで、子どもたちが発泡スチロールを薄く割き、自分で加工を施し、どのような大きさでどのような形にすればより長く滑空させられるかを考え、試行錯誤することを行いました。子どもたちの発想は面白く、折ってみたり、ねじってみたり、ハートの形にしたり、穴だらけにしてみたり……、いろいろ試す中でより滑空したり面白い滑空をしたりする見つていました。
最後は自分が作った滑空体を体育館の舞台の上から落とし、「誰が一番長く滑空できるか選手権」を行いました。
2023-07-21
1年生に続いて行われた2年生の部では、1年生と同様に「水」をテーマにしながら、水を蓄えたり水が離れていったりする現象を、体で感じながら学ぶ内容でした。1年生では難しい、水を蓄えたり離れたりする現象の理論について、劇を織り交ぜながら2年生でも理解できる方法で教えていただきました。スライムを作る工程では、調合具合によってドロドロになったりぷるぷるになったりする変化を楽しみました。蓄光の仕掛けには、2年生も「光ったー!!!」と大盛り上がり。不思議な現象を通して、いろいろな物質が世の中にあることを学びました。
後半はスライムに食塩を加えて脱水させ、スーパーボールを作りました。塩を加えるだけで触った感触が変わり、「硬くなった!」と触感の変化を楽しんでいました。
2023-07-21
昨日終業式を行い、本校は今日から夏休みです。夏休みが始まって数日間は、今年度も毎年恒例の〝夏のプログラム〟です。サマーサイエンススクールは筑波大学附属中学校の佐久間直也先生にご指導いただき、1年生の部、2年生の部、3~6年生の部の3つに分けて行います。佐久間先生には、子どもたちが理科や科学の楽しさを体験的に学べる授業を計画していただいています。
本日の1年生の内容は「水」をテーマに、水を蓄えたり、水が離れていったりする現象を直接「触る」ことを通して感じながら学ぶものでした。子どもたちは、吸水性ポリマーの吸水力に「こんなに水を吸えるのー!」と驚いたり、スライムを作る工程での水分の変化に「しゃばしゃばがぷるぷるになったー」と声を上げたりして大興奮! さらに、蓄光パウダーをこっそり混ぜておいて暗闇で光る演出があり、「うわぁ!光ったー!」と笑顔で科学の不思議を楽しんでいました。
しょうわだより