今日は待ちに待った磯での自然観察です。潮だまりでヤドカリやカニといった沢山の生物を採取することができ、みんな大喜びです。午後は顕微鏡やルーペを使って、捕らえた生物の観察を行いました。事前に図書館で調べていたのですが、実物を見ることによって、より詳しい生態について知ることができました。最後に生物を海に帰して観察会は終了です。磯の魅力を十分体感できたことでしょう。

５年生の自然教室がスタートしました。鋸山や日本寺、洲崎灯台等を巡りましたが、子どもたちにとって一番楽しかったのは、なんといっても午後の海岸散策ではないでしょうか。みんなたくさん貝殻を見つけることができ、館山の自然と触れあえた１日となりました。

今年は、寝る場所を教室に移しての訓練が行われました。非常食や防火シャッターなど、学校内の災害時の備えを初めて知ったことで、驚きの声が上がりました。訓練としてだけでなく、友達との泊まりがけ体験を楽しめた貴重な一日になりました。

沖ノ島では、海を見ながらみんなで昼食。トンビにお弁当を取られないように気をつけながら美味しそうに食べる子どもたちの姿が印象的でした。磯遊びでは、カニやヤドカリ、小魚などを夢中になって探し、「先生、見て～！」と満面の笑顔で海の生き物を見せに来る子どもたち。最後は、「さようなら、元気でね」と優しく声をかけながら海へ放す子どもたちの姿が見られました。波打ち際で初夏の海を体感することができました。

５月２１日(月)、世紀の天体ショーの瞬間をみんなで一緒に見届けようと、開門時刻を早めて「金環日食観測会」が行われました。当日は曇り空に覆われましたが、子ども達は、観測用メガネで空を見上げ、徐々に月の影で欠けていく太陽の姿を見守りました。今回の金環日食は、一生忘れられない天文イベントになったことでしょう。