2022-10-13
iPadを持って校舎内を歩き、熱心にカメラを向けているのは2年生の子どもたち。
「何をしているの?」と尋ねると、「四角形と三角形を探しているの」とのこと。
算数の授業で、身の回りから四角形と三角形を見つけている場面でした。
改めて校舎内を〝四角形と三角形を探す目〟で眺めてみると、四角形はすぐに見つかります。しかし、三角形はなかなか見つけることができません。
「三角形がないねえ。三角形を見つけられたらすごいね」と話すと、
「iPadをケースに立てているところを横から見ると、三角形が見えるんだよ」
「図書館のカーペットにあるのを見つけたんだ。ほら!」
撮った写真をそっと見せてくれました。
 
ふと見ると、公衆電話の前にたくさんの子が集まって写真を撮っています。
近づいて見てみると、公衆電話に三角形がありました!
 
教科書に書かれていることを見て覚えるだけではない学習によって、四角形や三角形を身近に、そして実感をもって学ぶことができたと思います。
 
2022-10-12
4月5日に始まった令和4年度も、上半期が過ぎました。
6年生にとってはまだまだ実感のわかないこととは思いますが、それでも少しずつ少しずつ…、〝卒業〟のゴールに近づきつつあります。今日(12日)は初めて、〝卒業〟を冠した行事を行いました。卒業アルバムの写真撮影です。今日は各学級の授業や休み時間の様子と、一人一人の個人写真を撮影しました。
今、撮影・制作を進めているアルバムを卒業後に見て、子どもたちはどのようなことを思ってくれるのでしょうか。
子どもたちにとって、「あのときは楽しかったなあ」と笑顔で振り返ることのできる小学校生活を、下半期も送ることができればと思います。
写真撮影はもう1日、今度はクラブや委員会の仲間との写真を撮影する予定です。
2022-10-07
本校では思考力・表現力の伸長を図る取り組みの一つとして、学習内容を丁寧にまとめたり、自分が思ったことや考えたことなどを書き残したりするなど素敵なノートづくりに取り組んだ子を、〝ノートマイスター〟として毎学期の終わりに表彰しています。
1学期の〝ノートマイスター〟は、1学期の終業式の中で表彰されました。しかし、感染対策で終業式はTV放送で行われたため、受賞者が集まることはできませんでした。
昨日、久しぶりに全校児童が集まって朝礼を行いました。これを受け、改めて1学期の〝ノートマイスター〟全員が集まって、お互いのがんばりを称えたり、記念写真を撮影したりしました。
 
受賞した子どもたちのノート(コピー)は、校舎2、3階の廊下に掲示しています。掲示されているノートを見て、どのようにノートに書いたりまとめたりすればよいのかを感じ取ったり、「私もがんばろう!」と刺激を受けたりしてもらえればと思っています。
2学期の〝ノートマイスター〟は、2学期の終業式で発表されます。
2022-10-06
6日(木)に、10月の朝礼を行いました。
感染防止に努めながら、今日は久しぶりに、全校児童が集まって行いました。
校長先生からは、大リーグで活躍する大谷翔平選手の活躍が紹介されました。現在、アーロン・ジャッジ選手(ニューヨーク・ヤンキース)との白熱した賞レースを大谷選手が「楽しい」と話していることを取り上げ、相手を敬う気持ちがあるからこそ相手との勝負を楽しいと思えていること、本校の建学の精神「明敏謙譲」の「謙」が意味することについての話がありました。
生徒指導担当の先生からは10月の生活目標「みんな元気になかよく遊ぼう」に関連して、友達となかよく遊べるようになる〝3つの秘訣〟の話がありました。
また、朝礼では表彰も行われました。校内作品展で「昭和賞」に選ばれた児童と市川市児童・生徒科学展で入賞した児童が、全校児童に紹介されました。
2022-10-05
写真は、4年生の算数の授業で行った〝神経衰弱ゲーム〟の様子です。
授業でゲーム!?
概数の表し方について学習をする場面でのことです。この場面、四捨五入のやり方を一方的に教え込めば、すぐに学習を終えることができるかもしれません。しかし、そうではなく、子ども自らでじっくりと数に働きかけ考えることに意味があると思って授業を行いました。
神経衰弱はカードをめくり、同じ数字なら自分のものにできる、子どもにとっても馴染みのゲームです。しかし、今回は少しルールを変えて、『だいたいの数が同じだったらカードをとることができる』としました。
子どもたちに配ったカードも101~150の数字が1つずつ書かれたもので、同じ数字がありません。
 
「だいたいの数っていくつだろう……?」
「105はだいたい100なのかな、それとも、だいたい110なのかな?」
「110と見たら、(個数が)平等になるよ」
「あっ、分かる分かる!」
 
はっきりさせたいことをはっきさせることに、熱心に取り組む子どもたち。最後は、子どもたちがきめた〝だいたいの数〟を使って、神経衰弱ゲームを楽しみました。
しょうわだより