2019-08-09
 午後はフェアウェルパーティーです。
 全校児童が集まり、会は国歌斉唱から始まりました。オーストラリアとギリシャの国歌だけでなく、「君が代」もサプライズで流してくださいました。その後、代表児童からお別れのメッセージをいただきました。
 続いて、昭和学院小学校の子どもたちの出番です。みんなで英語の歌を歌った後、グループに分かれて「着物」「日本の行事」「習字」「折り紙」について、それぞれ模造紙に書いた内容を、指し棒を使いながら説明しました。
 さらに、ダンスも披露しました。初めは、運動会で踊った花笠音頭です。現地校の児童も先生方も、笠を持って踊る姿を、とても興味深く見ていました。次に、「エビカニクス」を踊りました。♪エビカニクスでエビカニクスで〜♫の歌詞に合わせて腕を動かすと、なんと会場にいた子どもたちも一緒になって体を動かし始めました。会場全体が、“ノリノリ”の雰囲気に包まれました。
 最後に、校長先生から一人一人に記念品と修了証書をいただきました。これで、フェアウェルパーティーは幕を閉じ、同時に、小学校生活も終わりました。
 下校時、集合場所に集まる際、登校する時にはなかった荷物を持って集まる子どもたちがいました。クラスの子からお別れのプレゼントをもらったそうです。
 とてもきれいな校舎で落ち着いた雰囲気の中、温かい子どもたちや先生方と過ごしたこの4日間の出来事は、きっといつまでも子どもたちの心に残ることでしょう。
 明日は、ホストファミリーと一日を過ごします。
2019-08-09
 小学校で過ごす最後の1日でした。
 午前中はいつもと同じように、それぞれのクラスの授業に参加しました。
(記事は「その2」に続きます。)
 
 
2019-08-08
 早いもので現地校での生活も、残り2日となりました。
 現地校「All Saits Grammar Primary」の1日は、全校児童による“お祈り”から始まります。今日は、この“お祈り”から参加しました。シドニーは風の強い一日でしたが、風にも負けず、屋外でスナックや果物を食べたり(モーニングティータイム)、昼食を食べたり、話したり遊んだりして過ごしました。(オーストラリアは日本と異なり、校内での食事は基本的に教室や屋内で食べず、屋外で食べます。)
 午後、5年生の算数の授業を参観しました。学習していたのは分数と小数の相互関係についてで、日本でも5年生で扱う内容でした。
 このクラスには、昭和学院小の5年生2人がいました。先生が「0.7を分数で表すと?」と発問すると、進んで手を挙げ、「seven over ten」というように英語で答えて活躍しました。練習問題のプリントもスラスラと解決し、その速さに先生も驚かれていました。
 明日は現地校への登校、最終日です。午後は、フェアウェルパーティーです。事前学習会でこれまで準備をしてきた日本のことを発表したり日本の歌を英語で歌ったり、そして、運動会で踊った花笠音頭・エビカニダンスを披露したりします。エビカニダンスは現地の子どもたちにも呼びかけて出てきてもらい、最後はみんなでダンスを楽しめればと思っております。
 
 
2019-08-07
 4日目は、昨日行えなかった“昭和学院小学校の紹介”から、一日のプログラムはスタートしました。
 全校児童が一堂に会した中、昭和学院小学校の子どもたちはみんなの前に立ち、まずは代表児童が挨拶をしました。その後、一人一人が順番に、「東京に近い」「うさぎを飼っている」「遊ぶ場所がたくさんある」「ハロウィンパーティーを行う」「イングリッシュキャンプや夏の学校など宿泊行事を行っている」「クラブ活動がいくつもある」など、昭和学院小学校の特色を話しました。その際、それぞれの特色に合う写真を投影し、スピーチの内容が具体的に詳しく伝わるようにも工夫しました。終了後、現地校の先生方からは、「練習をがんばりました」「とても上手に説明ができ、詳しく伝わりました」などお褒めの言葉をいただきました。
 その後、午前中は昨日同様、授業、モーニングティータイム、昼食の時間をバディや同じクラスの仲間たちとコミュニケーションしながら楽しく過ごしました。
 午後は昨日と異なり、4・5年生はバスに乗って校外に出て、スポーツを楽しみました。女子はテニス、男子はサッカーに取り組みました。声を出しながらボールを追いかけたり相手に渡したり、とても楽しく活動しました。
 実は、この研修プログラム中に誕生日を迎えた昭和学院小の子がいます。その子のクラスではみんなで、♪Happy birthday to youを歌ってくれたそうです。下校時にはそのお礼にと、クラスの子にキャンディーをプレゼントしました。
 今日も様々な経験をし、子どもたちにとって“忘れられない一日”となりました。
 
2019-08-06
 今日は、現地の小学校への“初めての登校”でした。
 始業後、全校児童の前での紹介・バディとの対面を行うと、各学級に分かれての学校生活が始まりました。
 今回、子どもたちがお世話になる小学校は、All Saints Grammar Primaryです。校舎はとてもきれいで、優しく笑顔いっぱいの子どもたちばかりの、落ち着いた小学校でした。11時頃のモーニングティータイム(中休み)では、まだ本校の子どもたちどうしで集まって話をしていましたが、昼食後の昼休みには、下の写真にあるように、現地の子どもたちと遊んだり話したりする姿があちらこちらで見られました。
 授業では、国語や算数、理科、体育などを学習しました。中でも体育の授業は、先生やクラスの仲間たちと手をつないでギリシャのダンスを踊ったりサッカーのゲームに参加したりして、とても楽しい様子でした。
 授業を終え、ホストファミリーの家へと向かうと、そろそろ帰ってくる頃と考えて玄関先で家族総出でバスの到着を待っていたお宅もありました。その様子を車窓から発見すると、勢いよくバスから降りてファミリーのところへ向かいハグする姿は、2日目にしてもう“家族の一員の姿”でした。
 他の家庭でも子どもたちを温かく迎え入れてくれています。今朝、昨晩の様子を尋ねると、どの子も「◯◯をやったんだよ。楽しかった」「よく眠れた」などと答えました。子どもたちは皆、元気に過ごしています。
 
〈追記〉
  現地校のホームページにも、本日のNewsとして、本校の子どもたちが来たことを載せています。
  ぜひ、ご覧ください。
    http://www.allsaints.nsw.edu.au
    http://www.facebook.com/All Saints Grammar  
 
  
 
 
しょうわだより