2018-09-15
水たまりの水はどうなるでしょうか?と問うと,「消える!」と子供は言います。では,水はどこへ行ってしまうのでしょうか…?
今回は水が消えてしまう不思議について実験をしながら学びました。「乾く!」という意見から「乾くものってどんなものがあるかなあ?」と考え進める子供たち。「せんたくもの!」「髪!」「ドライフルーツ!」など自分の生活経験を基に,乾く現象を関連付けられました。
「太陽とかドライヤーとか,あったかくなると乾くんじゃない?」という予想から実験スタート。水を火にかけて様子を観察しました。「消えた!」と驚く子供たち。「なんか煙みたいなものが出てた」と気づきがありました。
続いて,煙みたいなものを捕まえるため,試験管にビニール袋を括り付けた器具で実験。しぼんでいた袋がみるみる膨らみ,「膨らんだ!」「水が袋の方に行った!」などと,いろいろな気づきを口にしていました。
2018-09-08
みんな大好きな炭酸ジュース。今回はそんな炭酸がテーマです。
 
最初は炭酸水を感じてみようということで,実際に炭酸水を飲みました。純粋な甘くない炭酸水に顔をしかめる子供たち。「口の中がしゅわしゅわする」「ちょっとすっぱい」などいろいろな感想が聞こえてきました。
観察してみると,あわが底から列をなして上がってきます。あわの正体を探るため,あわを集めてみました。
集め終わって「どれくらいの量が出たんだろう?」水上置換法を使って出てきた量を量ることができました。意外な量におどろく子供たち。
あわの正体は二酸化炭素という物質であること,自分の息にも含まれていることなどを教えてもらいました。最後に石灰水を使って息に二酸化炭素が本当にあるのか調べることもしました。
2018-09-08
「みんなタネをたべている?」というテーマで,お米を観察しました。いつも食べている白米と稲穂に付いたままの米を見比べます。さらに玄米と白米の違いや,水につけておいて緑の芽が出た玄米との違いをじっくり観察しました。
「いつもたべているお米は,もとは玄米で,玄米は芽が出るからタネなんだ」と身近な生活と理科的な見方がつながっていました。
最後は種には栄養があること,種の栄養はでんぷんということを教わり,いつも食べているパンやうどんなどにもでんぷんがあるかヨウ素液で調べました。
白い食べ物が紫色に変わり,とってもびっくりしていました。
2018-07-19
今回は化石についての勉強です。化石とは何か。化石はどのような場所で,どのように発見され,どうやって発掘するのか,実際の写真を見ながら学習しました。また,どうやって化石ができるのか,どんなものが化石になるのか,化石を見ることでで何が分かるのか,少し難しい話を真剣に聞き,化石について学びました。
実際に化石もお土産にもらいました。何万年,何十万年という長い歳月を経てできた化石を観察しながら,大昔の地球に思いを馳せていたように感じました。
2018-07-19
「空気って知ってる?」と聞くと,「知っているよ!」「知らないわけない!」と子供は言います。だけど,「空気って何?」と聞くと,なかなか上手に説明できません。
今回は,知ってはいるけれど,目に見えず,実際にはよく分からない「空気の力」について体験的に学びました。
袋に空気を閉じ込めることで,見えないけれど確かにあるものとして実感しました。さらに,隙間がないように下敷きを机に置いて真上に引っ張る実験をしました。「なんで!?」と驚く表情が印象的でした。最後に缶に空気をためて重さを量ることで,空気にも重さがあることを実感しました。