[幼小連携]小学校ってどんなところ?

2025.02.28 13:40
本校は、併設する昭和学院幼稚園と幼小連携カリキュラムを作成し、小学校と幼稚園の連携・交流を積極的に行っています。28日には年長児クラスの園児が小学校を訪れ、〝小学校体験〟を行いました。「小学校ってどのようなところ?」「小学校の授業でどのようなことをやるの?」といった疑問に答える活動を用意することで、小学校への期待を高め、不安な気持ちを軽減してあげたいと考えました。
小学校の日課時程の4時間目に、理科室に入った園児たち。小学校の理科教員による、理科の授業を体験しました。扱った内容は「静電気」。キッチンペーパーで擦った風船を髪の毛に近づけると、髪の毛が逆立ちました。静電気の存在を目の当たりにした後は、一人一人が風船を擦って、スズランテープで作った「クラゲ」を飛ばすことに挑戦しました。また、顕微鏡やコンロ、スポイト等理科室にある道具や顕微鏡の世界(今日はミジンコを見ました)を見て、理科の授業ではどのようなことを学習するのかも知りました。
「あっ、もう終わりの時間だ」活動中、このような声も聞こえてきました。今日は、実際の小学校の授業時間の45分間を経験してもらいましたが、〝「クラゲ」飛ばし〟に夢中になり、授業時間をあっという間に感じたようでした。
理科の授業後は1年生の教室に入って、給食を食べました。幼稚園とは違う小学校の教室や机、椅子、教室の掲示物に目をキョロキョロさせながら、楽しそうに食事をしていました。給食の配膳時には1年生がお手伝い係を担って、〝小さなお客様〟にご飯やお弁当箱を手渡ししてあげていました。いつもは6年生に甘える姿を見せる1年生ですが、今日は頼もしいお兄さん・お姉さんでした。
ちなみに、年長児に教室を貸した1年生は……、今日はオープンスペースで昼食をとりました。「こっちも快適!」と話しながら、1年生もいつもとは違う食事の時間を楽しく過ごしました。