サマーサイエンススクール

2024.07.24 07:59

筑波大学附属中学校の佐久間 直也先生を講師にお招きし、3日間のサマーサイエンススクールを行いました。

低学年の実験では『浮沈子づくり』を行いました。

『浮沈子づくり』では、水を入れたペットボトルに手で力を加えると浮沈子が沈み、手を放すと浮くことが面白いようで、何度も浮き沈みさせていました。また、クリップや水で重さを変えると沈む速さが変わるので、思い通りの動きになるように重さの調整をしたり、重さが違う二つの浮沈子を入れたりして、沈み方の違いを楽しんでいました。

中・上学年の部では『紙コップスピーカーづくり』の実験を行いました。

『紙コップスピーカー』では、エナメル線で作ったコイルの中に磁石を置き、ボタン電池で電流を流す回路を作りました。エナメル線をうまく削れていなかったり、回路を繋げ間違ったりすると音を流すことができません。ちゃんと電気が通るようになっているか確かめて、音をちゃんと出せるととてもうれしそうでした。小さな音ですが、簡単な仕組みで音が出せることに驚いている様子でした。

3日間の活動を通して「不思議だな」「おもしろいな」と感じることがたくさんあったと思います。長い夏休みを活用し、一つのことを追究して学ぶ時間を取れるとよいですね。