算数で神経衰弱ゲーム
2022.10.05 14:30
写真は、4年生の算数の授業で行った〝神経衰弱ゲーム〟の様子です。
授業でゲーム!?
概数の表し方について学習をする場面でのことです。この場面、四捨五入のやり方を一方的に教え込めば、すぐに学習を終えることができるかもしれません。しかし、そうではなく、子ども自らでじっくりと数に働きかけ考えることに意味があると思って授業を行いました。
神経衰弱はカードをめくり、同じ数字なら自分のものにできる、子どもにとっても馴染みのゲームです。しかし、今回は少しルールを変えて、『だいたいの数が同じだったらカードをとることができる』としました。
子どもたちに配ったカードも101~150の数字が1つずつ書かれたもので、同じ数字がありません。
「だいたいの数っていくつだろう……?」
「105はだいたい100なのかな、それとも、だいたい110なのかな?」
「110と見たら、(個数が)平等になるよ」
「あっ、分かる分かる!」
はっきりさせたいことをはっきさせることに、熱心に取り組む子どもたち。最後は、子どもたちがきめた〝だいたいの数〟を使って、神経衰弱ゲームを楽しみました。