3年生 しょうゆ博士の授業

2020.12.03 19:17
これまで3年生では、国語の学習や食育の一環として、大豆をもとに作られる食品について調べたり、食事における醤油の活躍を考え作文を書いたりしてきました。
 
今日は、醤油の専門家を招き、「香り、色、味」をテーマに学習をしました。
 
まず、火にかけた醤油の香りをかいで、香ばしく甘い香りに変わることを体験しました。色んな香りがする醤油には、およそ300種類の香りの成分が入っていることを知り、その数に驚きの声があがりました。
 
火をかけたり、食品と組み合わせたりすることで、醤油の色は変化をしていきます。ライトで照らされた元々の赤味がかった醤油の色を見て、子どもたちは「赤色や茶色の、いろんなきれいな色に見える」と言っていました。料理をおいしそうに見せることは、醤油の魅力の一つだと感じていました。
 
最後にもろみの味見をして、製品として売られる醤油になるまでの味の変化を知りました。「もろみのころはまだ味がしょっぱいね」「だんだん甘味がでてきてるよ」と、もろみや生醤油を味見した感想を話し合っていました。
 
大豆、小麦、塩のわずか3つの原料でできる醤油のすごさや奥深さを、改めて感じることができた授業になりました。日本の食事にかかせない醤油への興味をきっかけにして、日々の食生活にもより関心をもってほしいです。